海老の自由なblog

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メガネの選び方

メガネの選び方

 

メガネ選びで重要な点が2点あります。

・1点目は、フレームがその人に合うかどうかです。

・2点目が、レンズがその人に合うかどうかです。

 

どちらも分からないという人に向けて書きます。

 

 結論は

 レンズは非球面の

・見た目重視なら屈折率の高い(薄型)レンズ

(プラスチック1.74,1.76:ガラス1.80,1.90)(最近だと屈折率1.74が最大の店が多い)

・見るの重視なら屈折率の低い(通常)レンズ

(1.50,1.55,1.60)(最近だと屈折率1.60が最低の店が多い)

 フレームは

・雑に扱うならセルフレームにプラスチックレンズ

・丁寧に扱うならメタルフレームにガラスレンズ

 がおすすめです。(個人的意見)

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 説明

 

・1点目のフレームがその人に合うかどうか。

・・判断基準

・・・材質(セルフレームメタルフレーム

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 ●セルフレームは安いですが、メタルフレームより劣化が早くレンズ交換のタ イミングでフレームごと交換すると思っておいた方がいいです。寿命としては2年くらいです。

★デザインを早めのスパンで変えたい方や激しい運動の方、踏んでしまう方にお勧めです。

セルフレームセルロイドを使っていた名残で、プラスチック全般のことを指しています。大部分を占めているアセテートも含んでいます。

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メタルフレームは少し高めですが、手入れをしっかりすれば5年以上は持ちます。人によっては10年以上持つそうです。レンズを入れ替えれば継続して使えるので長い間同じフレームで良ければセルフレームよりコストパフォーマンスが優れる時もあります。

★丁寧に眼鏡を取り扱う方にお勧めです。

メタルフレームといってもチタンがメインです。チタンはアレルギーを起こしずらくておすすめです。

※安いものだとニッケル等といったアレルギーを起こしやすいフレームもあるので注意してください。

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●天然素材

べっこう・竹・木等といったものもあります。

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・・・着け心地(機能性)

付け心地はフィッティングである程度調整できますが、ものによっては工夫されてるフレームがあります。

例えばjins のshorttempleといったヘッドホンしていても耳が痛くなりにくいもの等あります。色々店頭で掛けてみて自身に会うフレームを探すのがよいでしょう。

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・・・見た目(形状)


オーバル
レンズを入れる部分が、楕円形のフレームです。
・フォックス
レンズを入れる部分が、オーバルより円形に近いフレームです。
・ティアドロップ
レンズを入れる部分が、涙の形状に近い円形のフレームです。
マッカーサー元帥が掛けてたフレームですね。
・ラウンド◎
円形のフレームです。(最近の流行ですね)
・スクエア◎
レンズを入れる部分が、四角形のフレームです。
ウェリントン
レンズを入れる部分が、スクエアよりも縦長で四角形のフレームです。
・ボストン◎
レンズを入れる部分が、ウェリントンより丸っぽい四角形のフレームです。
・リムレス
ツーポイントともいわれています。
リムがなくレンズを金具で固定しているものがほとんどです。
安全性の問題からガラスレンズは入れられません。
ハーフリム
上下どちらかのリムがないフレームです。

 

ほかにもありますがメジャーなものはこのあたりです。

一応メガネはどの顔の人でどういう目的だとこの形状がいいとあります。

◎で印をつけたレンズが大抵に人に合うのでお勧めです。

 

 いろいろな眼鏡をかけ比べたりして選ぶといいです。

 

参考にjinsの顔の形に対しての形状を説明しているところを張ります。

参考:Jins

URL:https://www.jins.com/jp/guide/eyewear/select_glasses.html

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・2点目が、レンズがその人に合うかどうかです。

・・判断基準 

・・・素材(プラスチックとガラス)

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 ●プラスチックレンズは割れにくく、軽く、色を選べて、特殊なレンズが多いです。

寿命は2年程度です。ぷらすスポーツ等激しい運動時に落としても割れにくいというメリットがあります。子供用だとプラスチックが安心です。色や特殊なレンズがいい場合もプラスチックになります

★眼鏡を踏んだりしてしまう人や、スポーツ等の激しい運動をする人にお勧めです。

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●ガラスは傷に強く、熱に強く、プラスチックよりクリア(透過率が高い)に見えます。

例えばプラスチックのレンズだと車に放置すると表面のコーティングがバリバリになって割れたように見えることがありますが、ガラスだとなりにくいです。(膨張率の問題でクラックが発生する)

危険なのでやってはいけないのですがサウナなどに持ち込んでも耐久的には大丈夫です。(メタルフレームだとやけどしますのでやってはいけません) 

ガラスはレンズ単体でプラスチックの倍程度重いですが、眼鏡フレームに入れると数グラム程度の差です。

コーティングの問題で3年程度を見た方がいいですが、ガラス自体の劣化はほとんどしないため映り込みがあってよければさらに長く使えます

★眼鏡を長い間使い方にお勧めです。

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・・・形状

球面、片面非球面、両面非球面、遠近両用(累進、2重焦点、3重焦点)があります。

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●球面レンズは安いです。

非球面レンズより歪みがあります。

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●片面非球面は片面が非球面で、もう片方は球面です。

両面非球面よりわずかに歪みがありますが、個人的に僅差といえる差です。

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●両面非球面は、片面非球面より歪みが補正されていて歪みが少ないです。

カメラと違って歪みを補正するのにレンズが複数枚使えないため眼鏡用のレンズとしては歪みが最大限少ないです。

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参考:オバラメガネ

 URL:https://www.obara-megane.jp/megane/lens/spherical/

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遠近両用(累進)

●累進のレンズは左右がゆがんで見える代わりに近くから遠くまで見えるレンズです。

周りからの見た目も他の遠近両用タイプと異なり自然に見えます。

この部分はメーカーの高いレンズほど歪みが少なかったり見える範囲が広がります。

なので累進タイプの遠近両用を買う場合であれば高いものの方がおすすめです。

★見た目重視

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遠近両用(2重焦点、3重焦点)

●このタイプの遠近両用は境界線があるのが特徴です。

周りからはレンズに線が入ったように見えるため不自然に見えます。

しかし、このレンズは累進の遠近両用と異なり極端な歪みが少なく周りを見やすいです。

★見やすさ重視

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・・・屈折率(1.50~1.90)

●屈折率が低い(1.50)ほど色収差が少なくてよいです。

★見やすさ重視

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●屈折率が高い(プラスチックなら1.74,1.76・ガラスなら1.90)ほどレンズが薄く強い度数で入れられます。ちなみに屈折率が高いほど比重が重くなるので、屈折率が異なっても同じ度数だと重さはほとんど変わらないです。

★見た目重視

 

店舗によりますがプラスチックの1.74までの薄型が最大の店が多いです。

zoffは1.76が¥12,000で取り扱ってるそうです。)

薄型と言われるものは1.60からですが、最近は標準レンズでも1.60が多いです。

最も薄いのはガラスの1.90です。プラスチックの場合は、1.76が最も薄いです。

偏光レンズなどの特殊なレンズだと1.50~1.60が多いです。

極力薄型で安く入れたいのであればJinsの1.74が¥5,500で入れられます。

 

細かいことなのですが、屈折率の差でわずかにレンズの色が異なります。1.74は少し紫っぽい感じだったように思います。

 

こちらのサイトに詳しく書いてあります。

参考:れんず屋

https://www.lensya.com/single/top/index3.html

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・・・特殊レンズ(偏光・調光)

●偏光レンズ(反射光カット)

メリット

・偏光レンズは反射光の一部カットして水中を見やすくしたり、ガラスの反射功をカットして透過して見ることができます。

カメラ用の偏光レンズにはなってしまいますが参考に画像を張っておきます。

f:id:wwii:20200903205448j:plainf:id:wwii:20200903205455j:plain

通常のレンズで見た場合(左)     偏光レンズで見た場合(右)

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偏光レンズを垂直にして見た場合(左)   偏光レンズで普通に見た場合(右)


真夏の昼間で日光が強い状況なのですが、右は反射光の一部がカットされ色にメリハリが出てます。水も若干透明に見えます。これが偏光レンズの効果です。その効果によりいろいろと見やすくなります。メガネの例だと左のレンズが真っ黒になっているのが液晶を見たときと同じ現象です。右の眼鏡の写真が偏光レンズで反射光軽減して後ろのつる部分まで見えるようになっています。

デメリット

・2年くらいでレンズに挟み込まれているフィルムが劣化するため色が落ち偏光の効果が徐々に弱まります。

・偏光レンズは液晶モニターを見るときに黒く見えるようにしてしまします。理由は、液晶自体に仕組み上偏光フィルターが入っており、偏光の効果が垂直に交わると光をカットしてしまうためです。

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●調光レンズ(自動で通常レンズとサングラスの切り替え)

メリット

・紫外線により黒くなるレンズです。日差しが強いと勝手に黒くなり、紫外線がない状態だと透明に近い状態になります。サングラスと普通の眼鏡を自動で切り替えてくれるレンズだと思ってもらえればいいです。

デメリット

・これも偏光レンズ同様に劣化していきます。完全に劣化すると切り替わらなくなり、偏光の光をカットしてる状態とかっとしてない状態の中間あたりの色で固定されます。

・紫外線カットのものの後ろにいると透明なままです。例えば車に乗っている間だとフロントガラスが紫外線カットをするためサングラスとして利用できないというものです。

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●ほかにも色々と特殊レンズはありますが大抵は色付きレンズです。一部の光を制限すると見えやすくなるというものです。

例えばKodakという大手のメガネレンズメーカーが出しているNeo Contrastというものは夜間の運転に使用できるのにまぶしさを軽減できるというものです。黄色い部分の波長をカットしています。

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まとめ

・雑に扱うならセルフレームにプラスチックレンズ

・丁寧に扱うならメタルフレームにガラスレンズ

以上がおすすめです。(個人的意見です。)

 

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おまけ

(私の知っている限り)安い眼鏡がよければ、JINSZOFFが安いですよ。

JINZは薄型の1.74が他の半額くらいに安い気がします。

JINSはフレーム込みでも、5500円+オプションの価格で入れられます。(特殊なフレームは受け付けていない模様)(私が知ってる他店では1.74は8000円です)

ZOFFはお高いサングラスの偏光レンズが(フレーム含めて)1万未満で購入できます。

ZOFFは持ち込みは無理なようです。)

※正直JINSZOFFもフレームがダサいと思う。(個人的意見)

 

球面レンズや 1.60非球面であれば他にいろいろな眼鏡屋が安く出している場合もあります。色々な店舗を訪れることをお勧めします。

 

ちなみに私がよくかけているメガネは、

ウェリントンメタルフレームに、ガラスの球面レンズを入れて使ってます。

屈折率1.60のガラスは球面しか見つけられなかったため球面のレンズを使っています。サブの眼鏡はウェリントン型のセルフレームにプラスチックの屈折率1.60非球面レンズを入れています。 

薄型の1.74とかも掛けたことはありますが、色収差が気になるのであまりかけたくはないですね。一応色付きレンズのように見える色が変わるので嫌な人はそれが理由で掛けない人もいますね。